租税回避のことである。
積極的に合法的に税金を安くする手法の総称のことである。世界各地で洗練された手法が一部の大企業に高額な代金で提供されている。億単位のお金が簡単に動く世界である。もっとも、その実態は当事者間での契約などにより見えにくいものになっている。
脱税や節税との違いを気にする方もいるかもしれない。両者は全く異なる。脱税は所得を隠す。節税は税制を利用して税金を減少させることである。それらとは異なり、タックス・シェルターは(所得を隠さずに)経済的には全く意味のない様々な取引を複雑に介在させて税法の認識する利益(益金)を減少させることによって、税金を下げていく。
なぜそのようなことができるのか。それは税法の認識する利益(益金)と経済的利益(収益)との間にズレがあるからである。このズレは税法が政治的妥協や政策的配慮の下に形成されているため、必然的に生じるものである。
日本では清算課税などの機能的な大原則が働いているため、アメリカほどこのズレは大きくはない。しかし、それでも様々なズレが存在するため、タックス・シェルターの余地がある。
このページでは、様々なタックス・シェルターの技法を紹介する。